○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第4号から報第6号までの3件を終了いたします。 ──────────────────
△日程第7 報第7号 令和元
年度福山市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第7 報第7号令和元
年度福山市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告について説明を求めます。
◎
財政課長(塩飽淳) 報第7号令和元
年度福山市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告について御説明申し上げます。 本件は,
地方自治法施行令第150条第3項の規定において準用します第146条第2項の規定により御報告するものでございます。
繰越事業は,
新型コロナウイルス感染症対策として実施する
障害者福祉施設の
衛生用品整備事業などの4件でございます。
繰越理由,
完成予定年月日につきましては,参考欄に記載のとおりでございます。 以上で報第7号の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第7号を終了いたします。 ──────────────────
△日程第8 報第8号 令和元
年度福山市
水道事業会計予算繰越使用の報告についてから日程第10 報第10号 令和元
年度福山市
下水道事業会計予算繰越使用の報告についてまで
○議長(
小川眞和) 次に,日程第8 報第8号令和元
年度福山市
水道事業会計予算繰越使用の報告についてから日程第10 報第10号令和元
年度福山市
下水道事業会計予算繰越使用の報告についてまでの3件を一括して説明を求めます。
◎
財務経営課長(上村隆史) 報第8号令和元
年度福山市
水道事業会計予算繰越使用の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,
地方公営企業法第26条第1項の規定により,令和元
年度福山市
水道事業会計予算を
予算繰越計算書のとおり繰り越すこととしましたので,同法同条第3項の規定により議会へ御報告するものであります。 繰り越しの事業名は,
配水管整備事業,
配水管改良事業及び
施設改良事業の3事業で,翌
年度繰越額は3億8700万円であります。
繰越理由につきましては説明欄に,
完成予定年月日につきましては下段の参考に記載のとおりであります。 次に,報第9号令和元
年度福山市
工業用水道事業会計予算繰越使用の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,
施設改良事業について繰り越すものであり,翌
年度繰越額は1150万円であります。
繰越理由につきましては説明欄に,
完成予定年月日につきましては下段の参考に記載のとおりであります。 次に,報第10号令和元
年度福山市
下水道事業会計予算繰越使用の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,
公共施設整備事業,
単独施設整備事業及び
流域下水道整備事業の3事業について繰り越すものであり,翌
年度繰越額は12億7750万円であります。
繰越理由につきましては説明欄に,
完成予定年月日につきましては下段の参考に記載のとおりであります。 以上で報第8号から報第10号までの説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第8号から報第10号までの3件を終了いたします。 ──────────────────
△日程第11 報第11号 福山市
土地開発公社の
事業経営状況の報告について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第11 報第11号福山市
土地開発公社の
事業経営状況の報告について説明を求めます。
◎
財政課長(塩飽淳) 報第11号福山市
土地開発公社の
事業経営状況の報告について御説明申し上げます。
公社等事業経営状況の概要と記載しております資料にて説明をさせていただきます。 本件は,
地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告するものでございます。 根拠規定につきましては,今回御報告いたします他の団体についても同様でございます。 それでは,1ページをお願いいたします。 福山市
土地開発公社についてであります。 表の左側,2019年度令和元年度の概要でございます。 1の
事業実施状況であります。1の
取得事業は,
公有地取得事業として
一般国道2
号改築福山道路用地で2208万5000円,また2の
処分事業は,
公有地取得事業として
一般国道2
号改築福山道路用地で2億7600万円でございます。 次に,2の
収支状況でございます。
収益的収支では,収入は
公有地取得事業収益などで2億7837万3000円で,支出は
公有地取得事業原価などで2億7263万2000円で,差し引き574万1000円が当期純利益でございます。また,
資本的収支では,収入は
長期借入金など9118万5000円で,支出は
公有地取得事業費など2億9818万4000円となったものでございます。 次に,3のその他では,(1)準備金は,当期純利益574万1000円を加えた当
期末準備金が7億4467万6000円,また(2)土地保有高等の状況は,金額が2億4870万1000円減少し,
期末残高が10億875万5000円となったものでございます。 次に,表の右側,2020年度令和2年度の概要でございます。 1の
事業計画では,1,
取得事業は
公有地取得事業で2億円,また2,
処分事業は
公有地取得事業で3億8851万2000円の予定でございます。 次に,2の予算でございます。
収益的収支では,収入は
公有地取得事業収益などで3億9033万3000円,支出は
公有地取得事業原価などで3億8552万8000円で,差し引き480万5000円の利益を見込むものでございます。また,
資本的収支では,収入は
長期借入金など2億4595万円で,支出は
公有地取得事業費など5億2152万1000円を見込むものでございます。 以上で報第11号についての説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第11号を終了いたします。 ──────────────────
△日程第12 報第12号
一般財団法人備後地域地場産業振興センターの
事業経営状況の報告について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第12 報第12
号一般財団法人備後地域地場産業振興センターの
事業経営状況の報告について説明を求めます。
◎
産業振興課長(山本正彦) 報第12
号一般財団法人備後地域地場産業振興センターの
事業経営状況の報告について御説明いたします。 同じく,
公社等事業経営状況の概要の2ページをお願いいたします。 当
センターは,
備後地域における
地場産業の発展及び活性化を図ることを目的に設立され,2012年平成24年4月に
一般財団法人へ移行したところであります。 表の左側,2019年度令和元年度の
事業実施状況であります。 区分欄1の
振興事業につきましては,
一般正味財産経常費用の総額は5875万4000円で,福山市
ものづくり交流館事業を初め,
産業活性化推進事業などを実施しました。 次に,区分欄2の
福祉共済及び
収益事業につきましては,
一般正味財産経常費用の総額は8588万6000円で,勤労者の
福祉向上を図るための
共済事業や
貸し館事業などを実施いたしました。 続きまして,2の
収支状況であります。初めに,
経常収益について,(1)の
振興事業から(3)の
法人会計の各表に掲げます
経常収益欄の
合計金額は1億4040万9000円となります。次に,
経常費用についてであります。(1)の
振興事業から(3)の
法人会計の各表に掲げます
経常費用欄の
合計金額は1億4858万5000円となります。(1)の
振興事業の
事業ごとの
収益状況は,表の右側に記載しているとおりでございます。 正味財産の
期末残高は,最下段の残高合計の欄にお示ししておりますように,2億7923万5000円となっております。 3,その他は,
センターの利用状況をお示ししたものであります。 続きまして,右側のページをお願いいたします。 2020年度令和2年度の
事業計画並びに予算についてであります。 1,
事業計画の区分欄1,
振興事業につきましては,福山市
ものづくり交流館事業などに取り組むこととしております。福山市
ものづくり交流館事業では,
物づくりを通じて
物づくり活動等の振興及び
市民交流の促進に取り組んでまいります。今年度は,8月の福山市
ものづくり交流館の閉館に伴いまして,9月からは
備後地域地場産業振興センターに新たに
ものづくり工房を整備し,工房講座や
企業支援セミナーなどの
物づくり啓発事業を実施することとしております。 区分欄2の
福祉共済及び
収益事業では,勤労者の
福祉向上を図るための
共済事業や
貸し館事業など,備考欄に記載しております事業を行うものであります。 続きまして,2の予算の表でございます。
経常収益につきましては,(1)の
振興事業から(3)の
法人会計までの各表に掲げます
経常収益欄の
合計金額は1億5738万4000円となっております。また,
経常費用欄の
合計金額は1億7688万6000円となります。(1)の
振興事業の
事業ごとの予算は,表の右側に記載しているとおりでございます。 以上で,
一般財団法人備後地域地場産業振興センターの
事業経営状況の概要の御説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第12号を終了いたします。 ──────────────────
△日程第13 報第13号
公益財団法人ふくやま
芸術文化財団の
事業経営状況の報告について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第13 報第13号
公益財団法人ふくやま
芸術文化財団の
事業経営状況の報告について説明を求めます。
◎
文化振興課長(藤原研二) 報第13号
公益財団法人ふくやま
芸術文化財団の
事業経営状況の報告について御説明いたします。
公社等事業経営状況の概要と記載しております資料にて説明をさせていただきます。 資料の3ページをお願いいたします。 左側のページから御説明いたします。 2019年度令和元年度,1の
事業実施状況でございます。区分欄1の芸術文化
振興事業は,
一般正味財産経常費用の総額が9億1993万7000円で,文化ホールでは神田松之丞淡路人形浄瑠璃などを,美術館では旭山動物園の飼育係から絵本作家へデビュー30年など,その他神辺文化会館,沼隈サンパル,書道美術館,文学館,福山城博物館など各施設におきましてもそれぞれ記載しております事業を実施いたしました。 次に,区分欄2の
収益事業では,文化ホールにおける自動販売機設置などによる施設使用者サービス事業などを,また区分欄3の地域社会貢献事業では,公益以外の貸し館や駐車場の運営などを実施いたしました。 続きまして,2の
収支状況についてでございます。
経常収益につきましては,(1)芸術文化
振興事業から次の4ページの左側に記載しております(6)内部取引等消去までの各表に掲げる
経常収益の金額を合計して,10億2050万9000円となります。
経常費用につきましては,同じく3ページの左側の(1)芸術文化
振興事業から次の4ページの左側に記載しております(6)内部取引等消去までの各表に掲げる
経常費用欄の金額の合計で,3ページ上段の表,1の
事業実施状況の
合計金額10億2130万6000円となっております。 施設ごとの収支の状況は,表の
合計金額欄の右側に記載しているとおりでございます。 なお,正味財産の
期末残高の
合計金額は,4ページの左側の表の最下段に記載しております8億3788万4000円となっております。 次に,資料3ページの右側の表を御説明いたします。2020年度令和2年度,1の
事業計画でございます。区分欄1の芸術文化
振興事業では,文化ホールで堀米ゆず子,児玉桃「スプリング」&「クロイツェル」や第16回芸能大全など,美術館でにじいろのさかな原画展など,その他神辺文化会館,沼隈サンパル,書道美術館,文学館など各施設におきましてもそれぞれ記載しております事業を計画しております。 そのほか,区分2の
収益事業,区分3の地域社会貢献事業など,備考欄に記載しております事業を行うものでございます。 続きまして,2の予算についてでございます。こちらにつきましては,次の4ページの右側にわたって記載しております。
経常費用の主なものといたしまして,(1)芸術文化
振興事業の表の中ほどに記載しております文化ホールが3億8334万3000円,美術館が2億5976万9000円などで,そのほか次の4ページに記載しております(2)施設使用者サービス事業,(3)収益講演事業,(4)地域社会貢献事業,(5)
法人会計などと合わせた
経常費用の総額は,資料3ページの上の表,1の
事業計画の合計欄10億5716万2000円となっております。 以上,
公益財団法人ふくやま
芸術文化財団の
事業経営状況の概要について御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第13号を終了いたします。 ──────────────────
△日程第14 報第14号
公益財団法人福山市
スポーツ協会の
事業経営状況の報告について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第14 報第14号
公益財団法人福山市
スポーツ協会の
事業経営状況の報告について説明を求めます。
◎
スポーツ振興課長兼オリンピック・
パラリンピック担当課長(福田等) 報第14号
公益財団法人福山市
スポーツ協会の
事業経営状況の報告について御説明申し上げます。
公社等事業経営状況の概要の5ページをお願いいたします。 表の左側から御説明いたします。 2019年度令和元年度,1の
事業実施状況でございます。区分欄1の公益目的事業につきましては,スポーツ推進及び青少年育成並びにスポーツ施設等管理運営事業を実施いたしました。また,ローズアリーナを初めとする59のスポーツ施設の管理運営事業や,プロ野球ウエスタンリーグ福山大会など各種スポーツ事業を実施いたしました。 次に,区分欄2の
収益事業等では,施設利用者の利便性に資する事業のほか,エフピコアリーナふくやまプレオープン事業としてVリーグ男子ファイナルステージを開催するなど,施設の利用促進やスポーツ活動支援事業を実施いたしました。区分欄1の公益目的事業から3の
法人会計までの合計は10億1546万3000円でございます。 続きまして,2の収支の状況についてでございます。
経常収益は,公益目的事業会計から
法人会計までの
合計金額で10億1673万5000円であり,
経常費用につきましては10億1546万3000円でございます。最下段の正味財産
期末残高は,公益目的事業会計から
法人会計までの合計で2億4222万3000円でございます。 次に,表の右側をお願いいたします。 2020年度令和2年度,1の
事業計画でございます。区分欄1の公益目的事業では,スポーツ推進や施設等管理運営事業,また2の
収益事業等では,施設利用者の利便性に資する事業や,その他の事業として公益以外のスポーツ施設の有効活用及び利用促進事業など,引き続き実施してまいります。 次の,2の予算でございます。公益目的事業会計から
法人会計を合わせまして,
経常収益が12億9001万8000円,
経常費用が12億8780万5000円,最下段の正味財産
期末残高が2億4462万8000円でございます。 以上,
公益財団法人福山市
スポーツ協会の
事業経営状況の報告について御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして,報第14号を終了いたします。 ──────────────────
△日程第15 議第81号 令和2
年度福山市
一般会計補正予算から日程第30 議第96号 市道路線の廃止についてまで
○議長(
小川眞和) 次に,日程第15 議第81号令和2
年度福山市
一般会計補正予算から日程第30 議第96号市道路線の廃止についてまでの16件を一括議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 (枝廣直幹市長登壇)
◎市長(枝廣直幹) 本日,6月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には御参集いただき,まことにありがとうございます。 今回提出しております2020年度令和2年度補正予算案を初め諸議案の御審議をお願いするに当たり,当面する市政の状況と議案の大要について御説明申し上げます。 初めに,新型コロナウイルスへの対応状況についてであります。 先月25日,緊急事態宣言が全面解除されました。一つの節目を迎え,働き方や消費行動など私たちの暮らしは大きく変わりつつあります。また,
倒産や失業者がふえるなど,国内経済にも深刻な影響が出ています。さらに幅広い分野に影響が拡大していくことが懸念されており,今後の社会経済情勢には最大限の注意を払っていかなければなりません。 新型コロナウイルス対策は長期戦を覚悟しなければなりません。そして,機動的,効果的に対処していかなければなりません。このため,初動の緊急対応から社会経済活動の再開,そして回復の3段階から成る本市のロードマップを策定しました。これに沿って市民生活と経済活動を守るために必要な対策を果断に打ち出し,社会経済活動の回復と新しい日常の定着に向け,職員一丸となって全力を尽くしてまいります。 このロードマップの第1段階として5月臨時議会で御可決いただいた補正予算は,市民の命と健康を守ることを最優先に編成したものであります。その第1の柱は,感染拡大防止策です。市保健所によるPCR検査の実施や民間委託により,本市の検査体制を1日当たり120件へと大幅に強化しました。医療機関の献身的な努力や市民,事業者の皆様の御理解と御協力もあり,4月26日から新規の患者は発生していません。また,昨日,宿泊療養中の患者3人が退所いたしました。これで,入院患者,宿泊療養者ともにゼロになりました。 2つ目の柱は,市民への生活支援です。国の特別定額給付金については,これまでに大きな混乱もなく,予定どおり先月27日から給付を開始しています。ひとり親家庭と重度の障害者,医療的ケア児に対する本市独自の緊急応援金については今月10日から,また子育て世帯に対する国の臨時特別給付金については今月下旬からの給付をそれぞれ予定しています。市民の皆様の生活を支えるため,一日も早くお届けできるよう全力で取り組んでまいります。 最後の柱は,中小事業者への支援です。雇用調整助成金の申請に係る事務負担を軽減するため,事業者が社会保険労務士へ支払う報酬の一部を補助する制度を創設しました。また,福山商工会議所に持続化給付金の申請サポート会場が設置されました。 県の休業要請等に協力した事業者に対する感染拡大防止協力支援金については,先月12日から支給を開始しています。売り上げが大きく減少した飲食店等を支援するため,テークアウト,デリバリーに新たに参入する事業者への本市独自の補助制度を創設したところ,予想を上回る申請件数がありました。追加支援を検討してまいります。 小規模事業者経営改善資金融資,いわゆるマル経融資については,3月の制度拡充からこれまで約50件の申請がありました。事業継続のためのつなぎ資金として一定の役割を果たしているものと考えています。これらをスピード感を持って取り組むことで,事業継続を下支えし,従業員の雇用を守ってまいります。 先月25日には,ロードマップの第2段階に当たる社会経済活動の再開に向けた対策の方向性を発表いたしました。現在,追加の補正予算の編成に着手しており,今議会に緊急提案させていただきたいと考えています。 主な内容でありますが,まず,感染の第2波への備えとして,県内で初めての抗原検査の導入による検査体制のさらなる強化など,感染拡大防止策を徹底いたします。 次に,テレワークなど新しい働き方やオンライン教育のための環境整備を加速するとともに,子育て世帯や学生への生活支援にも引き続き注力いたします。また,家賃補助など中小事業者の事業継続支援や,新しい生活様式に対応する事業活動を特区を活用して支援します。 これらに加え,新たに市民の消費の喚起にも取り組みます。甚大な影響を受けている観光業や飲食業,交通事業者などへの支援として大規模なキャンペーンを展開し,地域経済回復の足がかりとしていきます。 新型コロナウイルス感染流行の第2波は必ずやってきます。私たちには,市民生活や経済活動に与える影響を最小限に抑え込むための知恵と工夫が求められています。このため,本市では,感染の予防から終息までの各段階における行動指針となる,
新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを全国に先駆けて策定します。今月中には,職場編,家庭編,それぞれの素案をお示しします。 引き続き,持続可能な行財政運営に努めながら,時期を逸することなく必要な支援策を講じ,市民の皆様が安心・安全に暮らせる活力と魅力に満ちた都市づくりを進めていきます。 さて,本日から市立小中学校等が全面再開されました。国の学校の新しい生活様式の行動基準を踏まえた感染症対策を徹底する中で,児童生徒が学習と生活のリズムを取り戻せるよう,心身の変化に細心の注意を払いながら取り組んでいきます。また,1人1台端末を活用したICT教育の充実にも努めてまいります。 次は,災害への対応についてであります。5年をかけて進めている抜本的な浸水対策については,新たに手城川流域における内水排除対策施設整備が国の補助事業に採択されました。 また,6月の出水期を控えた先月29日,国や県などの関係者と芦田川水系における治水協定を締結しました。万が一に備え,事前放流により水位を下げておくことで,ダムの治水容量をふやし,下流の氾濫リスクを低減します。 避難場所の感染症対策についてであります。特に3つの密の条件がそろいやすいこともあり,避難者同士の間隔を確保するため,収容人数を従来の4分の1程度といたします。また,検温により発熱等の症状が確認された場合は,他の避難者との接触を避け,専用の個室へ誘導します。現場をしっかり確認した上で必要な感染防止対策に取り組んでいきます。 次に,本市の新たな魅力づくりについてであります。県の緊急事態措置が解除されて以降,総合体育館公園エフピコアリーナふくやまの大型遊具と芦田川かわまち広場のバーベキューテラスやスケートボードパークなどには,子ども連れの方々や若者の元気な姿が戻ってきています。安心して利用いただけるよう,引き続き3密防止など感染防止対策を徹底していきます。また,今後はキッチンカーでの飲食も楽しめるようにして,備後圏域のにぎわいの核にしていきます。 福山城については,来月1日から櫓のライトアップを行います。天守等の改修工事に着手する10月までの期間限定で行います。ナイトタイムエコノミーの一つの試みとして,福山城の新しい魅力に加えてまいります。 最後に,このたびの補正予算案においては,一般会計と商業施設特別会計において,エフピコRiMの営業終了に伴う所要の措置を講じています。RiM内の公共施設については,一部を廃止した上で,8月30日の商業テナント営業終了以降,速やかに移転します。また,次期ごみ処理施設の整備,運営の契約を締結するための債務負担行為を計上しています。 なお,条例案としては,福山市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてなど11件,その他の議案として,
ごみ固形燃料工場プラント設備改修工事請負契約締結についてなど3件を提出いたしております。 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。
○議長(
小川眞和) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第81号令和2
年度福山市
一般会計補正予算から議第96号市道路線の廃止についてまでの16件に対する質疑は,後日に譲りたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,議第81号議案から議第96号議案までの16件に対する質疑は,後日に譲ることに決定いたしました。 ──────────────────
△日程第31 議第97号
福山市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第31 議第97号
福山市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 (枝廣直幹市長登壇)
◎市長(枝廣直幹) ただいま御上程になりました
福山市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正についてを御説明申し上げます。 本議案は,新型コロナウイルスの影響を受けている皆様の御苦労や御負担に対して,その思いをともにするため,議会の議員や市長,副市長を初め特別職の職員等のこの6月の期末手当を減額するものであります。 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。
○議長(
小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第97号議案については,委員会付託を省略いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,議第97号議案については,委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
小川眞和) 起立全員であります。したがって,本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────────
△日程第32 請願第3号 福山駅
北口整備事業の見直しを求める要望について
○議長(
小川眞和) 次に,日程第32 請願第3号福山駅
北口整備事業の見直しを求める要望についてを議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。2番三好剛史議員。 (2番三好剛史議員登壇)
◆2番(三好剛史) 請願第3号福山駅
北口整備事業の見直しを求める請願書について,紹介議員を代表して趣旨説明を行います。 福山市は,2019年7月,福山駅北口の福山市所有地と同南口のJR西日本所有地を交換する福山駅北口広場の整備等に関する協定を締結しました。福山駅北口の空間は,福山城の景観と一体のものとして極めて高い文化的,歴史的,美的価値を有しており,全国にも誇れる場所です。災害,有事の際にも,市民の命を守ることができる市民の財産です。 それにもかかわらず,駅北,駅南の両土地を等価交換し,JRは6階建てホテル及び立体駐車場を建設するとのことです。本整備事業は,不要不急である上に,福山城の景観を損なうことは明らかで,撤回されるべきであります。 2月10日には2カ月足らずで集まった3471筆の反対署名が付されて請願書が上程されておりますが,継続審議となった後,改選を挟んだために結果が示されておりません。このたび,さらに3635筆の追加の署名が付されての上程であり,合計7106筆の本整備事業への反対の民意が示されているものであります。 請願項目は,1つ,2019年7月に福山市とJR西日本間に締結された福山駅北口の福山市所有地と同南口のJR西日本所有地を等価交換するとの協定を撤回すること。2つ,福山城公園東側にある石垣と緑の美しい市民の憩いの場となっているスペースに観光バス駐車場を建設するとの計画をいずれも撤回すること。3つ,丸之内プールを存続させること。以上の3項目であり,いずれも地域住民の方々の切実な願いであります。 請願者は,福山駅北口広場を守る会,福山市北吉津町1-6-4,廣中隆志氏であります。 この請願は,子や孫に誇れるすてきな福山市を手渡したいという請願者の方々,署名に名を連ねた多くの方々の強い願いが込められたものであり,未来の福山市を豊かにしていくための提案でもあります。何とぞ慎重審議の上,満場一致で御可決いただきますようお願いをいたしまして,趣旨説明といたします。 御清聴ありがとうございました。
○議長(
小川眞和) ただいま議題となっております請願第3号は,建設水道委員会に付託いたします。 ──────────────────
○議長(
小川眞和) お諮りいたします。 議事の都合により,明6月2日から6月5日までの4日間休会いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,議事の都合により,明6月2日から6月5日までの4日間休会することに決定いたしました。 ──────────────────
○議長(
小川眞和) 次の本会議は,6月8日午前10時から開きます。 ──────────────────
○議長(
小川眞和) 本日は,これをもちまして散会いたします。 午前10時46分散会 ──────────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
福山市議会議長
福山市議会議員
福山市議会議員...